最近良く聞くWordPressってなに?
2013.11.22 update
こんにちは。一年生Iです。
今回はWordPressの事を書きます。
WordPress(以下WP)とはPHPで開発されたオープンソースのブログソフトウェアです。
ブログソフトウェアというだけあり、ア◯ブロのような日記形式のサイトを作ることはもちろん、一般的な企業サイトや製品サイトなども作ることができます。ここのフュージョニアのサイトもWPで作られています。
同じくブログソフトウェアではMovable Typeというものもありますが、
・無料である
・オープンソースなので多くの人が利用している
・それによってプラグイン(追加機能)やコミュニティ、カスタムテーマが充実している
・GoogleとSEO的に相性が良い
……などなどの理由から、WPの方が人気は高いです。
そんなWP、一体普通のHTMLで作ったサイトとなにが違うのでしょうか。
HTMLで作られたページは、既に書いてあるコードを読み込んで表示します。
WPの場合、書かれている言語はPHPなので、書かれているスクリプトを実行し、はき出されたHTMLをブラウザに送信する、という流れになります。
つまり、ページを表示する度にHTMLが作られているわけです。
これによって何ができるかと言いますと、よく使うヘッダー(ロゴが乗ったりする部分)やメニューなどを部品化することにより、同じデザインのページを簡単にたくさん作れるようになります。
▲このページも…
▲個々のパーツに分ければこの通り。
一度パーツ分けしてしまえば、同じようなデザインのページをつくろうと思った時には実質右下の部分だけ変えれば簡単にできてしまうのです。
そしてなにより、メニューの項目を変えたい!と思った時に、上記のmenu.phpたった1ファイルを手直しすることで、なんと全てのページに適用されます。もしHTMLで作ったサイトで、100ページものファイルを一度に直すことになったら……方法はありますが、いずれも手間やある程度のリスクが付きまといますよね。
自分でデザインを組む知識がない!という方にも、先述の「カスタムテーマ」という機能によって、デザイナーさんや企業が提供しているカッコいいデザインを使って、だれでも自分のブログやサイトを立ち上げることもできます。
いいことづくめのWPですが、デメリットも存在します。
初心者にも取っ付き易いだけに、残念ながらセキュリティ方面の知識に疎い方も少なくないため、不正アクセスによる乗っ取りなどの被害報告が日夜寄せられています。
代表的なのがブルートフォースアタックと呼ばれるもので、ログイン画面に総当たりでパスワードを入力するというものです。
WPはオープンソース故に、決まったファイルの構造や初期設定の情報をだれでも知ることができるため、その隙を付いた攻撃を受けることが多々あります。
その為、防衛策を知らないと、ある日突然サイトが真っ白なんてことにも……
弊社Webソリューション事業日では、不正アクセスやハッキングなどの対策ももちろん
WordPressを使って、お客様自身でニュースや製品・事業事例などを更新したいという要望にもお答えしております。
是非一度、お気軽にお問合せください。