WordPressをMAMPで動かす(1)
2014.03.03 update
今回は開発者向けのお話になります。
WordPressは、PHPというプログラミング言語で開発されています。
PHPは動的にHTMLを生成することができる、という特徴は古い記事でお話したと思いますが、PHPは実行環境を整えてあげなければ、そのままでは動きません。
最近はボタン一発でWordpressを設置してくれるサーバも増えてきましたが、いちいち確認の為にファイルをアップロードするのは手間ですし、なにより公開前のサイトをWebに上げることが都合上できない場合もあります。
というわけで、MAMPというフリーウェアを使ってローカルでWPを動かす方法を書いていこうと思います。
[MANP]http://www.mamp.info/en/index.html
MAMP(マンプ)とは、[M]acに[A]pacheと[M]ySQLと[P]HPの環境をインストールするだけで構築してくれるソフトです。なんと無料!
Windowsユーザーの間では「XAMPP」というソフトがメジャーだそうですが、当方開発環境がWinでないため、この記事では取り上げません……ごめんなさいX(
まずはMAMPを上のリンクからダウンロードします。
有料版のPROもありますが、Free版で特に困ったことは今のところないです。
サイト自体もファイルも重いですががんばって落としましょう。
ダウンロードできたら、早速解凍してパッケージファイルを実行します。
基本的に難しい設定もなく一本道です。
「インストールされた時にできるMAMPフォルダは
ファイル名を変更したり、移動させないで下さい」
らしき事を言われてます。「続ける」をクリック。
これでインストールは完了です。
Appフォルダ内にMAMPフォルダができているはずなので、
開いて中のMAMP.appをさっそく実行してみましょう。
サーバを起動する前に【環境設定】を開きます。
Apacheタブの「Document Root」の項目で
サイトのルートフォルダ(indexが置いてあるところ)を設定します。
設定したら、戻って「サーバを起動」をクリックします。
こんな画面が出てきたら設定完了です!
初期アドレスはhttp://localhost:8888/MAMP/?language=Japanese
になっていると思うので、/MAMP/?language=Japaneseを消してあげると
設定したサイトのインデックスが出てきます。
次回はWordpressの導入を書きます。