その先のこと!
2018.07.24 update

技術的な事は記載できないので、受託開発案件のPMを行ってきて思うことを記載してみたいと思います。今回は、開発後半で発生する仕様変更や機能が足りてる、足りてないで議論について書いてみたいと思います。
よくある事象
発注側は、「その機能は業務に必須であって当然の機能で出来ないなんてあり得ない」と言い出す。
開発側は、「要件に含まれない機能なので作成していない」反発します。
言った言わないでは発注側が弱く、ただシステムを利用するためには要件外機能を作成しなくてはならなくなり結局開発することになります。※政治的なものも動き出しますw
原因は思い込みや、会話不十分なこと(いわゆるコミュニケーション不足という簡単なこと)が起因で発生しています。
どちらが悪いかといえば両社悪いと思います。
僕らの目線
こういった事象って開発側の立場で予見できなかったのでしょうか?
・業務フローを把握し必要機能の確認ができていたか?(言われないからやらないになっていないか?)
・クライアントは何を実現したかったのかを理解できていたか?(何を改善したいか考えたか?)
・システムを開発し、納品した後の利用シーンやサービス運営を想定できていたか?(改善シーンをイメージしたか?)
etc
振り返れば、私達にも事前に出来たことは数多くあったはず、言い訳をしてやってなかっただけってことも多くあったのかなぁと思います。
その先のこと
僕らの本当の仕事って、システムを開発してローンチして終わりではなくて、納品したシステムのその先をの姿を想定し提案が出来ていたか?要件定義ができていたか?が重要なのではないかと思います。当たり前のことなのですがw
その先のことを考え提案をする!そういった意識をもった組織でありたいと強く感じる今日この頃です。