WordPressとデータベース
2014.04.11 update
新人Iです。
二年目になりました。
そろそろ新人という免罪符も取り上げられそうでハラハラ仕事してます。
本日はデータベースについてのお話をします。
データベースとはなにかというと、WordPressで設定したデータや書いた記事を保管する場所になります。リレーショナルデータベースや、オブジェクトデータベースといったものが近年の主流ですが、WPに使用されているのは前者の「リレーショナルデータベース」という表の形をしたデータベースです。
有償から無償までまちまちですが、WPではMySQLというDBが採用されています。
WordPressを導入すると、自動的にいくつかのテーブルが作成され、各テーブルごとに必要な情報を入れるための下準備がされます。
リレーショナルデータベースの構造は、Excelを想像すると非常に分かりやすいです。テーブル=シートとお考え下さい。
バージョンによって今後差異が発生する場合がありますが、WPで作成されるテーブルは以下のとおりになります。
wp_commentmeta:記入されたコメントのメタデータ
wp_comments:記入されたコメントのデータ
wp_links:リンク作成機能によるリンクデータ
wp_options:設定データ
wp_postmeta:投稿記事、ページ、のメタデータ
wp_posts:投稿記事、ページ、メニューのデータ
wp_terms:投稿記事、カテゴリ、タグの語句情報
wp_term_relationships:「投稿記事/リンク」の「カテゴリ/タグ」との関連付けデータ
wp_term_taxonomy:カテゴリ・タグデータ
wp_usermeta:登録ユーザー情報のメタデータ
wp_users:登録ユーザー情報
つまりWPで作成した記事データは全てデータベースに入っていますので、サイト移転の際や、バックアップを取る際は、データベースの方も忘れずに保存しておかないと大変な事になります。ご注意下さい。