新人ウェブデザイナーの制作話
2013.10.25 update
こんにちは。一年目新人WebデザイナーのIです。
今年もそろそろ10月が終わろうとしていますが
早いもので、気がつけば私が入社してから既に7ヶ月が経過しようとしています。
3月までは専門学生だったので、社会人として覚えることがたくさんで本当にあっという間です。
インターン経験はありましたが、やはり学生の領域を出てみないとわからないことは多いですね。
というわけで私は、学生時代に学んだことと、実際のWebサイト制作の仕事で役立ったこと、逆に使わなかったことなどを書いていこうと思います。
第一回目はグラフィックソフトの話です。
ご存知デザイナーさんにはお馴染みのPhotoshopですが
ほとんどの人が同時に触ることになるIllustratorと比較すると、少々とっつきにくい感じがあります。
その為か、デザイン系の学生さんは高確率でIllustratorでの作業を好む方が多いのですが、Webの現場でIllustratorを中心に使っているところは、実はかなり少数になります。
Webデザインの現場で使われる代表的なグラフィックソフトは、以下3つ。
・ Adobe Photoshop
・ Adobe Illustrator
・ Adobe Fireworks
見事にアドビ製品ばかりですね!
先述の「Illustratorは少数」という話ですが、サイトのカンプ(全体像のデザイン)を作る時はPhotoshop・Fireworksが多数で、ロゴやアイコンを作るときにはIllustratorで、という人が多いようです。個々のパーツ制作に向いているわけですね。
Fireworksは他の2つに比べるとややマイナーではあるのですが、元々Webに特化して作られたグラフィックツールなので独特の使いやすさがあり、愛用しているデザイナーさんも多いようです。
どれを使うのが正解だというのはありませんので、使いやすいものを使うのがベストだと思います。
しかしそれは個人で制作する場合であり、実際は他のデザイナーさんと同じソフトウェアを使わないと連携がとても面倒くさく非効率ですので、結局は会社に従うことになるかと思います…
それ以外にもクライアントさんの都合で、慣れないソフトウェアを使うこともあります。
他人の制作したデザインを普段使わないソフトで書き出したりするのはなかなか大変ですが、どんなツールでもマルチに対応できるようなスキルを身につけるためには非常に貴重な機会でもあります。
その昔、私も学生の頃はIllustrator派で他のツールはなるべく使いたくない!などとのたまっていたのですが、今はもっぱらPhotoshopが作業のお供になり、慣れないFireworksをヒィヒィ言いながら覚え、すっかり一強だったIllustratorの出番は減ってしまいました。
使えるツールは大いに越したことはありませんので、どのツールでも作業できるようにはしておきたいですね!