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新人ウェブデザイナーの制作話(2)

2013.11.08

ピッカピカの社会人一年生Iです。こんにちは。
近頃めっきり寒くなってきましたね…!
気の早いことに街ではもうクリスマスムードが高まっていて、
イルミネーションの点灯式が行われたり、グッズが店頭に並んだりと賑やかな雰囲気にうきうきします。
ただ同時に年末が近づくにつれて財布の中も冷え込むのが辛いです。

今回も学校と現場の異なる点をつらつら書きます。

第二回 アニメーションの話

文字がふわっとフェードインで現れたり、クリックで画像や背景がぐりぐり動いたり……と
かっこいいWebサイトには必ず使われているアニメーション!
手段は様々ですが、今回は私が学生時代によく触ったFlashについてのお話をします。

FlashはAdobe社で制作されている音声や動画、グラフィックのアニメーションを
組み合わせて作られる様々なWebコンテンツです。
それまでのWebは静止した文字画像や、あってもGIFアニメくらいのもので
動くコンテンツを比較的軽快な容量で作れるというのは画期的だったわけですね。
その昔私もFlashの優れたインタラクティブ性に惹かれ、この業界に来るに至ります。

…ところが現場に出てみれば、今のご時世Flashはあまり使われていないのです!

では代わりになにがメジャーなのかというと、
ずばりjQuery(ジェイクエリー)と呼ばれるJavaScriptライブラリです。

フュージョニアのトップページに使われているスライドショーもjQueryですね。
かつてはどの企業サイトのトップにもあったFlashムービーもどこへやら、
今となっては、どこを見てもこのスライドショー1色になってしまいました。

一体Flashになにが起こったのでしょうか?
原因は幾つかありますが、恐らく一番の理由は
「スマホに非対応」ということではないでしょうか。

アナリティクスの統計によれば、ここのフュージョニアサイトに訪れる
約20%、およそ5人に1人がスマートフォンでの閲覧をしています。
そして半数以上がiPhoneユーザーなので、トップページをFlashにしてしまうと
なんと10人に1人が、完全なコンテンツを見れない事になってしまいます。

10人に1人、と書くとピンとこないかもしれませんが
1000人訪れるサイトでは100人が、10000人訪れるなら1000人が見えないことになります。
しかも一番目につくindexページ!これは由々しき事態です。

また、他にもFlashは制作するのにとても手間がかかります。
1st01

右上のキャンバスエリアで画像を「シンボル」化して配置・移動し、
下の「タイムライン」でフレームを割り振って、
独自言語である「ActionScript」でプログラムを組んで…と
できることは多いのですが、いかんせん初心者には敷居が高い。
そして制作できるソフトは決して安くありません。

それに対して、jQueryはどうでしょう。
いくつかのファイルをダウンロードしてきて、サイトにアップしたら
あとはHTMLを少しいじるだけで簡単にできてしまいます。
なによりテキストエディタだけでもできるのでソフトが不要です!

かつて静的なコンテンツしかなかった時代に登場したFlashの存在は
それはそれは魅力的で万能なものだったのですが、
jQueryやHTML5と代わりになる手段が幾つかある今の時代では
闇雲にフルFlashなどにせず、ブラウザゲームやダウンロードボタン等
適所への利用に使用されていくことになるのでしょうね。

個人的にはFlash全盛期にwebに入った人間なので、もう少し頑張って欲しいのですが、今勉強するならjQueryの方がオススメですよ、というお話でした。

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